手背のタトゥー除去症例・その後
2014.03.27
こんにちは、院長の荒尾です。
大きなタトゥーも、期間を開けて2回手術をすることで完全に取り去ることが出来ました。
手の甲の表面積に対してタトゥーが大きすぎるため、1度の手術では取り切ることが出来ず、2回に分けて縫い縮めることにしたわけです(連続縫縮術といいます)。
さて今回も、症例写真が出てきますので、見たい方のみスクロールしてお進み下さい。
術前です。
一回目手術終了時。
2回目手術デザイン。
2回目手術直後。パッツンパッツンです。
手の手術というのは、見た目もさることながら機能を第一に考えなくてはなりません。
手が握れなかったり、痛みが残るようですと不十分なのです。
さて今回は・・・
2ヶ月経過した状態で、掌屈位(手首を内側に曲げた状態)でグーができています。
傷もきれいですね。
もっと目立たなくなりますよ。
横から見た図。
痛みや、日常生活への支障はないとのことです。
これで一安心です。
つまり、術後に機能障害が出てしまう確立が高い場合にはこの手術方法ができずに、植皮(皮膚移植)やレーザーによるアブレーション(削る)ことを選択せざるをえない場合もあるということです。
それは診察しないと判断できませんので、ご了承ください。
あらおクリニック
045-983-4112
院長 荒尾直樹