粉瘤の排膿&除去
2016.07.23
皆さんこんにちは
粉瘤という皮膚疾患を聞いたことは
ありますか
皮膚の下で袋状の構造がつくられ、
古くなった角質や皮脂がたまって
できる良性腫瘍です。
そしてこの時期になると粉瘤の
患者さんが多くなります。
体のあらゆるところにできますが、
今回はよくできる背中の症例写真を
紹介しますね
こんなに大きく腫れています
押し出して内容物をとっている
画像は見れない方もいると思うので
省略させていただきます
これは袋をとっているところです。
粉瘤は悪性ではないので
とらなくても良いのですが、
再発する可能性があり、
放置しておくと強い炎症を
おこして大きくなったり
痛みを伴う場合があります
そのためできるだけ小さいうちに
袋をきれいに取り除くと安心です
これまでは皮膚を切開し袋ごと
取り出し最後に縫合する手術が
されてきましたが、
最近ではパンチという小さく
丸い形をしたメスで
3㎜、4㎜程の穴を開けて
内容物、袋を除去する
くり抜き法という治療を
行うDrが増えてきています。
炎症時に膿を出して
内容物をもみ出し、
袋の除去まで一度に行うので、
何度も通う必要がありません
さらに
傷跡が目立ちにくいのです
そして当院ではどちらの治療も
行っています。
粉瘤の状態を見て院長が
治療方法を判断するので、
まずは受診に来てくださいね
あらおクリニック
045-983-4112